東京都文京区後楽の「東京ドームシティ」では、「ジャニーズ事務所」のアイドルらによる恒例のカウントダウンイベントが開かれた。
圧倒的な数の女性ファンらは開演前からアイドルグッズを求めようと敷地外にも長蛇の列。シティ内は彼女らを迎えるように色とりどりの光のオブジェが耀いており、入場を待つファンらの目の輝きに負けず劣らず、美しい明かりを灯していた。
最寄り駅改札前には「カウントダウンチケット2枚譲ってください」など、必死に入場券を求める若い女性たち。大みそかの寒波にもひるまない姿が印象的だ。アイドルユニット「キンキキッズ」の堂本光一さんの熱烈なファンだという、板橋区のフリーターの女性(32)は「紅白歌合戦は好きな人が出る時間だけ録画してきました。チケットは手に入ってないけど、もう少し粘ろうと思います」と、震える手を温めていた。
31日午後8時過ぎ、東京豊島区池袋。都内有数の盛り場である北口周辺では、風俗店や飲食店の客を引き入れようと、年の瀬も「キャッチ」と呼ばれる男性らが街頭に立っていた。あいにく時間が早いこともあってか、行き交う人も少なく男性らは少々手持ちぶさたな様子。また、同駅西出口付近には「カラス族」と呼ばれる、風俗店で働く女性をスカウトする黒スーツ・コート姿集団も「営業」を行っていた。
池袋や新宿など都内の盛り場では、悪質な客引き行為に対して住民などから苦情が殺到している。12月初めにも池袋のカラオケ店員らが悪質な客引きをしたとして、カラオケ店では全国初の摘発を受けた。
キャバクラなどの女性店員らを勧誘する「カラス族」を取り締まる都条例改正案も12月に提出され、成立すれば2008年4月に施行される予定だ。この池袋をみてもわかるように行政によるの「環境浄化」活動は進んでいる。しかし、こういった問題は手を替え品を替え次々と新しい手口が生み出される。いたちごっこはいつまで続くのだろうか。
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